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2004.06.26
   


特定非営利活動法人グリーンウェーブなわて設立趣旨書


                                               平成13年11月4日
                                               設立代表者 山本 悟

 わたしたちは、オリンピックやパラリンピックなどで活躍する選手の姿や、子どもたちがひたむきに
スポーツに取り組む姿を見て、ジーンとし、勇気づけられます。また、仲間といっしょに、笑顔で
明るく元気にスポーツをすると、ホットし、さわやかな、和やかな気分になります。これが人類共
有のスポーツ文化です。

今、日本のスポーツ文化は、大きな転換期を迎えています。それは、学校と企業主導であった
日本のスポーツ文化が、少子高齢化社会の到来、家庭や学校をとりまく環境の変化、経済
状況の変化などの影響を受け、今まで通りに成立しなくなっているということです。
つまり、行政や企業から環境を与えられ行なわれていた日本のスポーツ文化が成立せず、新た
にスポーツを行なうための環境づくりが必要になっています。それは、市民一人一人の力によって
新しい日本のスポーツ文化を創造することでもあるのです。例えば、中学・高校の部活動の場
合、少子化による部員の減少と教師の高齢化や人材不足による顧問不足によって、全体的
には活動が衰退しつつあります。
それは教師個人の責任の範囲だけでは、この現状を変えてゆけない状況です。子どもたちが、
充実した部活動をしたくても、学校や教師だけではその要望にこたえられなくなっているのです。

一方、最近の子どもたちの様子は、物質的豊かさの中で人として成長する上で重要な「心の
豊かさ」を見失ってしまい、自らが「夢」を持ち、「生きる力」を身につけ、成長することが難しい
ように見えます。子どもたちの将来を危惧する大人たちも、従来の仕組みの中で子どもたちの
「心」に呼びかけ、子どもたちが「夢」を持ち、「生きる力」を身につけられるよう力を注いでいます。
しかし、社会の様子を見る限り、未だ根本的な解決にはなっていないようです。さらに、大人た
ちも孤立し疲れ、自分を見失ってしまっているように見えます。

 そこで、子どもから高齢者までの多世代が、仲間といっしょに元気に明るく笑顔でスポーツを
「楽しむ」クラブ作りを市民自らの手で行ない、スポーツを通じて子どもたちは「夢」を持ち、「生
きる力」を身につけ、大人もレベルや年齢に応じて生涯スポーツを楽しめるクラブ作りを行って
いきます。また、地域全体で「する」「みる」「語る」「支える」という「スポーツの楽しさ」を生活の
一部として共有することで、地域社会が失いつつある和やかな連帯感をよみがえらせ、「心の
豊かさ」の実現を目指します。

そして、法人格を取得することで社会的信用を高め、スポーツ環境を改善し、地域に根ざした
クラブ作りを行なうとともに、行政や企業と積極的に協働をはかり、継続的に活動できる安定
した運営を目指していきます。この法人は、スポーツ活動の振興と青少年の健全育成を図り、
人材確保と指導者を養成し、子どもから大人までレベルや年齢に応じてスポーツを楽しめる
機会を提供し、生涯スポーツ環境作りを進めることで目的とします。市民の皆さんには、共に
知恵を出し、汗をかいて、新しい日本のスポーツ文化を創造する喜びもいっしょに味わってもら
いながら、「思いやり」と「ありがとう」があふれる「心の豊かさ」を実感できるクラブづくりに参加し
ていただきたい。

 まず、サッカーという最も世界で多くの人々に愛されているスポーツを通じて呼びかけ、多世
代地域クラブ作りを目指し、さらには人々の要望に応じて、多種目を楽しめる地域スポーツ
クラブへと発展させたいと強く思っています。